蓬莱山古墳について

卑弥呼の時代より永久の眠りを見守り続ける

地域最古の古墳

蓬莱山古墳


龍音寺に隣接する蓬莱山古墳は、今から1700~1800年ほど前、
古墳時代前期に造られたとされる大分県指定史跡の前方後円墳です。
全長60m、後円部径約36m、高さ約6mほどで、周溝もそのままの姿で残されています。
頂きには箱型の石棺が埋葬されていたと考えられ、葺石も見られます。

 

卑弥呼の時代に造られたと考えられるこの古墳は、大野川流域の首長墓としては最古に属するものです。

 

四季折々の自然が息づく古墳の周りは美しく整備され、散策にもおすすめです。
特に秋は、木々が赤や黄の錦を織りなし、まさに絶景!
パワースポットとして雑誌などにも取り上げられ、若者から年配の方まで様々な人々が訪れます。

蓬莱山古墳の写真です。

●悠久の時を刻んだ丘に、夏は新緑、秋は紅葉が彩りを添えます。

龍音寺の中庭から見た蓬莱山古墳の写真です。

●中庭からも古墳の鳥居を 拝むことが出来ます。


■龍音寺「古墳まつり」

  ※2月3日以降の最初の日曜日

毎年2月の節分の時期に龍音寺主催で行われる、蓬莱山古墳をお祀りする祭典です。
龍音寺霊園に墓地や納骨堂を持つ皆様や地域の方々など約300名もの人々が訪れる
龍音寺最大のイベントで、寒い冬の一日が人々の笑顔と熱気で賑わいます。
焼きそば、おしるこ、フランクフルトなどのおふるまいのほか、
ご家庭の不用品を集めたバザーも実施。
バザーの収益金はすべて大分県の社会福祉協議会に寄付しています。

中でも注目は龍音寺の境内に設置された神楽殿で奉納される「神楽舞」で、
毎年、大分屈指の神楽グループ「雲取神楽社」が、神秘的な舞を披露してくれます。


古墳祭で甘酒をふるまう写真です。
古墳祭でやきそばをふるまう写真です。

●おふるまい
焼きそば、おしるこ、おでんなどバラエティ豊かなおふるまいをご用意。
地域の皆様に喜んでいただくために、龍音寺の女性陣が数日前から仕込んだもので、すべて無料です。

古墳祭の神楽舞の写真です。
古墳祭の神楽舞の写真です。

●神楽舞
神楽殿は龍音寺本堂の隣、蓬莱山古墳の鳥居の目の前に設置されています。
悠久の歴史を伝える最高の舞台で演じられる神楽舞は実に神秘的で、毎回大好評を博しています。

古墳祭のバザーの写真です。
古墳祭のバザーの写真です。

●バザー
掘り出し物満載のバザーは毎年大人気!
収益金はすべて寄付しており、毎年社会福祉協議会より感謝状をいただいています。