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笑って健康!シルバー川柳、知ってますか?

■たくさん笑って元気に長生き!

 

笑いと健康の関係、ご存知ですか?

 

実は若くて健康な人の体にも1日3000~5000個ものがん細胞が発生しています。

そして、こうしたがん細胞や体内に侵入するウイルスなどを退治しているのがリンパ球の一種である「ナチュラルキラー(NK)細胞」。

 

実は「笑うこと」はそのNK細胞を活性化し、免疫力の向上につながると言われているのです。

 

もちろん、免疫力が強ければよいというわけではありません。

リウマチや膠原病などの自己免疫疾患の場合、免疫システムによって悪影響を及ぼすこともあります。

 

しかし実験の結果、「笑うこと」はこうした免疫システム全体のバランスを整える効果もあるということも明らかになりました。

 

つまり「笑う」ことはがんやウイルスに対する抵抗力が高まり、さらに免疫異常の改善にもつながる…ということになるわけです。

 

恐るべき「笑い」の効果!

 

もちろん、笑えば病気が治るというわけではありませんが、そうした医学的なことでなくても、笑えば楽しい気持ちになりますし、ストレスも解消されて元気になることは、皆さんも実感されていることでしょう。

 

そこで今回は皆さんに大いに笑っていただくために「シルバー川柳」の入選作品をご紹介したいと思います。

 

シルバー川柳は2001年に社団法人全国有料老人ホーム協会の設立20周年を記念して始まりました。

その後、年々盛り上がりを見せ、第18回目となる今年はなんと7872作品もの応募があったそうです。

 

応募者の年齢は最年長105歳の方から、最年少はなんと5歳。平均は69.2才。

様々な年齢の方が興味を持たれているのが分かりますね。

 

その入選作の中からいくつかピックアップしてご紹介しましょう。

 

●「インスタバエ」新種の蠅かと孫に問い

 

●古希を過ぎ、鏡の中に母を見る

 

●うまかった何を食べたか忘れたが

 

●「もう止めた」検査ばかりで病気増え

 

●仲いいねいいえ夫は杖代わり

 

●「ご主人は?」「お盆に帰る」と詐欺に言い

 

●朝起きて調子いいから医者に行く

 

●懐メロが新し過ぎて歌えない

 

●家事ヘルパー来られる前に掃除する

 

●百年も生きりゃ貯金に先立たれ

 

●お揃いの茶碗にされる俺と猫

 

 

いかがでしたか?大笑いするもの、くすっと笑えるもの、しゃれが効いたものなど様々ですが

「流行語に敏感」でありながらも時代の流れの速さにちょっと戸惑っている

加齢もユーモアたっぷりに捉え前向きに生きている、

そして何より「家族との絆を大切にしている」

 

という現代のシルバー世代像が見えてくるようですね。

 

皆さんもたくさん笑って、体も頭も心も健康を保つためにも、

川柳づくりにチャレンジしてはいかがでしょうか?

 

詳しくはこちらから