墓じまいは悪いこと?

【墓じまいに対するマイナスイメージ】

皆様こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

 

最近メディアでも取り上げられることが増えた墓じまい。今回はそんな墓じまいについて私の考えを書いてみようと思います。

 

「後継ぎがいないからお墓の世話ができない」「引っ越してお墓から遠くなったからお墓参りに行けない」などなどいろいろな理由によりお墓じまいをし、納骨堂や永代供養墓、手元供養などを考えられる方が増えてきています。しかし、代々受け継いできたお墓を取り壊すことに抵抗がある方もまだまだ多いのではないでしょうか。ご先祖様の供養をないがしろにしているようだと感じる方もいると思います。

【墓じまいに対するイメージの変化】

果たして本当にそうなのでしょうか。お墓の中に眠っているご先祖様の気持ちになってみてください。お墓の世話ができずお墓参りに行けないということは会いに来てくれる人がおらず荒れ果ててしまった家で寂しく過ごすということです。それが本当にご先祖様のためなのでしょうか。私は違うと思います。簡単に会いに行くことができ、世話や供養もお寺のご住職が行ってくれる納骨堂や永代供養墓に引っ越すことはご先祖様にとっても良いことだと思います。ご先祖様が寂しい思いをすることもなくなると思います。

 

当然、人それぞれ感じ方や考え方はあるでしょう。お墓は安い物ではありませんし、昔から受け継いできたお墓であれば歴史を感じることもできます。そう簡単に壊していいものではないでしょう。ですので先ほど私が書いた考え方が正しいというつもりはありません。あくまで考え方の一つです。

【家族の意見を大切に】

そして何よりも大事なことは今生きている家族の考えを一致させ納得したうえで行動に移すということです。お墓は一人だけの考えで突っ走るような軽い物ではありません。必ず関係のある方でしっかり話し合って結論を出すようにしてください。一度解体したお墓を元に戻すということは難しいです。独断で動いてしまうと後で後悔することになるかもしれません。

 

どういった選択をするにしても家族の同意を得て、ご先祖様の気持ちを考えたうえで決断すればそれは間違ったことではないと思います。供養にとって最も大事なこと形ではなく気持ちです。それさえ忘れなければご先祖様もきっと喜んでくれることでしょう。

 

大分にある龍音寺ではいつでもご住職が親身になって話を聞いてくれます。困ったときは是非一度龍音寺を訪ねてみてください。きっと心の中のもやもやが晴れることでしょう。

 

蓬莱山 龍音寺
大分県大分市荏隈庄の原2組-1
TEL 097-546-4121

 

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